「呪術廻戦」第1話を見た感想

◆第1話「両面宿儺」を見た感想

 

まずは呪術廻戦の世界観を知りたいと思っていた、主人公がどういう経緯で非日常へ巻き込まれるのか。期待していた回答を得られた1話だった


「呪い」が実在し、それを祓う組織?が存在する世界

宮城県(!)、ごく普通の高校生という触れ込みに反して超人的な運動能力を持つ虎杖悠仁(漢字を見て苗字は読めないし名前は「ひさひと」かと思った)。
その能力や風貌は突飛だが庶民的な感性の持ち主らしく親近感が湧く主人公である。
「人を助けろ」という祖父からの呪いのいざなうまま、人を助ける物語に足を踏み入れた。

 

予告の段階で訳が分からなかった「正しい死」もわかった
自然死や老衰ではない理不尽な死から人々を救おうというモチベーションのことか、それなら納得できる

 

 

鬼滅の刃」と比較するという安易なことを許して頂きたい。
人々に災いをもたらす存在(=鬼・呪い)がいる
それらから人々を助ける存在がいる
主人公はその組織に目を付けられる存在であり、恐らく多くの人を助けていく
……似てない?

炭治郎はヒノカミ神楽を継承する家系の長男であった。
悠仁は超人的な運動能力を持つが、「人を助けろ」と言い遺して逝った祖父・家系が今後キーになってくる、必然性の担保に役立ってくる可能性はありそうだ。

冒頭のシーンを忘れてはいない、あれはつまるところ「柱合会議」に他ならないのだろう
主人公を強き存在が拘束し味方か敵か判断しているのだ

そりゃそうだ、組織から送り込まれた兵隊が劣勢に強いられる中、一撃で敵を粉砕してしまった
怖すぎる

 

"呪いは呪いでしか祓えない"という設定がなかなか深そうだ
主人公は自分自身に呪いを宿すことで人々を助ける権利を得ている
しかし呪いに支配されれば即時、人々の敵となってしまう

鬼滅で言えば――度々申し訳ない――炭治郎と禰豆子を一人で演じているような感じか
ただゴールが見えないという点で、こちらの方が救いがないような気がしてならない
そこに鬼滅よりも深くて暗くて対象年齢が上がりそうな雰囲気を感じる次第である。

 

 

 

 

 

 

 

 ・未視聴時の予想
https://free-supp.hatenablog.com/entry/2021/03/28/234041
・1話
https://free-supp.hatenablog.com/entry/2021/04/02/012330
・2-4話
https://free-supp.hatenablog.com/entry/2021/04/08/111908
・5-8話
https://free-supp.hatenablog.com/entry/2021/05/02/115953
・9-13話
https://free-supp.hatenablog.com/entry/2021/05/08/210546
・14-18話
https://free-supp.hatenablog.com/entry/2021/06/04/093034
・19-24話
https://free-supp.hatenablog.com/entry/2021/06/27/174057