この瞬間よ永遠であれ! IZ*ONE「幻想童話」歌詞解釈 日本語訳・かなるび

IZ*ONE (아이즈원)

「환상동화(幻想童話) (Secret Story of the Swan)」

 


IZ*ONE (아이즈원) - Welcome + 환상동화 (Secret Story of the Swan) Performance Film

 


【日本語字幕・カナルビ】幻想童話(환상동화 /Secret Story of the Swan) - IZ*ONE

 

◇日本語訳

優雅に
白鳥のように
白鳥のように (MAMA)

聞いてみる? 童話の中に出てくる起こりえるお話
私たち二人 作り上げる秘密

両目の中にこめてみるの
あなたでいっぱいになった
小さな世界
あの扉が開かれるように

私に向かう眼差しに
私はどんどん溺れてゆくの
あなたの指先から
おとぎ話が始まるの

想像した全ての瞬間たちが
目の前に近づいてくる時まで
あなたの為に踊るの

優雅に
白鳥のように
あなたの魔法で 私は目覚めるの
白鳥のように
優雅に
夢を見るの
あなたと共に
あなたの為に踊るの Yeah
白鳥のように
あなたと一緒に

今 ここは眩暈がする
誰もが私を嘲笑っても
あなたと同じ夢を見る夢を見るの
私達の望んできた場所へ行くの

恐れないで
ここに悲しい結末はないわ
この時間が永遠だと信じて

輝くあなたの心
その光が私について来る
私の話の中
主人公のように飛んでゆくの

想像した全ての瞬間たちが
目の前に近づいてくる時まで
あなたの為に踊るの

優雅に
白鳥のように
あなたの魔法で 私は目覚めるの
白鳥のように
優雅に
夢を見るの
あなたと共に
あなたの為に踊るの Yeah
白鳥のように
あなたと一緒に

私の目の前に広がってゆく楽園
もっと新しい想像で満ちてゆく
今この瞬間が 永遠であると願うわ

白鳥のように
白鳥のように Yeah
あなたの為に踊るの
優雅に

白鳥のように
Yeah Yeah Yeah
白鳥のように
優雅に
夢を見るの
あなたと共に
あなたの為に踊るの Yeah
白鳥のように
あなたと一緒に

 

 

◇解釈

 

 

この曲は日本語訳を見るまでは、感想なんてなんともオシャレで手の込んだ曲調だなあくらいなもんでしたが

日本語訳を見てみると典型的なメタ曲でした。

期間限定のIZ*ONEならではの現況をあますところなく歌っていますし

こういう曲に乗せてこういう世界観で歌うのだ、というところにIZ*ONEのアイデンティティーをひしひしと感じます。

 

 

歌詞の流れをリスペクトしすぎると文章全体の解釈としては不自由なので、3回くらい上塗りした意訳を交えて書いてみます。

 

 

冒頭「私たち二人」のワードで世界が限定されます。

「私」がIZ*ONEで、「あなた」がWIZ*ONEです。二人だけ、つまり彼女たちとファンだけが向き合う濃密な世界がまず提示されます。

そしてこれは幻のような、童話つまり絵本の中の世界なのです。

 

ちなみに「幻想童話」のカムバック動画は「Welcome」という短い曲と合わせて公開されました。

「ようこそIZLAND(IZ*ONEの世界)へ」と、それこそ幻想的に歌っています

凄まじい相乗効果を生みます、世界観を作って引き込んで本題へというわけです。

 

 

「私」はあなたによって踊り出します。そしてあなたのために、想定されるその時が来るまで踊り続けると宣言します。

他者に操られる人形のような描写でもありますが心が無いわけではありません、彼女たちはそう望み、我々もそう望み、お互いにそう望ませているようです。

 

 

あなたの魔法にかけられて、あなたと夢を見る、踊る。あなたと一緒に。

Swan(白鳥)のように優雅に(うあはげ)、です。ここがIZ*ONEのアイデンティティーですね。

「あなたのためにどう踊っているのか」について、バラードやポップやガーリーとも違う、エレガントでプロフェッショナルで洗練された雰囲気を纏わせる言葉で装飾して説明しているのです。

そしてこのワードは何度も何度も繰り返し出てきます。この曲の一番のテーマです。

そりゃそうです、これこそがIZ*ONEですから。

今この瞬間に今のIZ*ONEを表現すること自体に価値があることを、制作陣はよ~く分かっておいでです。

 

 

「ここには悲しいエンディングはないわ」「この時間が永遠だと信じてる」

IZ*ONEが背負う悲しき宿命をポジティブな表現で緩和し、希望を見出しています。

悲しいエンディングは"ここ"にはないと言っていますが、深読みをすれば幻の世界に結末を求める必要はありませんから当たり前のことです。結末が用意されているのは現実の話でしかないのですから。まあそれが問題なんだけれども。

 

 

私の物語の中、あなたの心がきらめき私についてきてまるで主人公のように飛び立つ。

そうこれはIZ*ONEの物語でありあくまで主人公は彼女たちですが、我々ファンもまた主人公であることに疑いの余地はありません。

 

 

 

2サビが終わりトーンが落ちて歌詞が沁みます

 

『目の前に広がるパラダイス、新たな想像で満たしていく この瞬間よ永遠であれ』

 

自分はこの部分が一番好きです。

一番切ないからです。

目の前に広がるのは他でもないParadise、そこを新たな想像で満たしていく——

どちらも現実では…ありません

彼女たちは幻想の中でしか生きられないのでしょうか。

そして響き渡るユリのキリング高音パート

全てがこの一文に集約されています

他に何も必要ありません

 

(ちぐみすんがに よんうぉなぎる ぱれ)

「この瞬間よ永遠であれ」

 

 

 

 

以上

 

 

 

◇かなるび

うあはげ
Like Swan Swan Swan
Like Swan Swan Swan (MAMA)

とぅろぼるれ どんふぁそげなおる
ぼっぱんいぇぎ
うり どぅり どぅり どぅり
まんどぅん ぴみる ぴみる ぴみる

たまどぅるれ とぅ ぬんそげ
のろ かどぅけじん
ちゃぐん せげ せげ せげ
く むに よるりげ

なるひゃんはん ぬんびちぇ な な
ちょむじょむ と っぱじょどぅろが
のえ そんくってそ
しじゃくどぇぬんごる Fairy tale

さんさんへっとん もどぅん すんがんどぅり
ぬなぺ たがおる くってっかじ
のるうぃはん ちゅるむ ちょ

うあはげ
Like Swan Swan Swan
のえ まぼべ なん っけおな
Like Swan Swan Swan
うあはげ
っくむるっくぉ Baby
With You With You With You
ちゅむる ちょ Baby のるうぃへそ Yeah
Like Swan Swan Swan
のわ はむっけ

ちぐむ よぎん おじろうぉ
もどぅが なる た ぴうそど
のわ かとぅん っくむる っくぬん っくむ っくるれ
うり ぱらわっとん ごすろ かるれ

Don't be afraid
よぎん するぷん えんでぃんうん おぷそ
い しがに よんうぉなる こらご みど

ぱんっちゃぎぬん のえ まむまむ
く びち なる ったらわ
なえ いやぎ そく
じゅいんこんちょろむ Fly away

さんさんへっとん もどぅん すんがんどぅり
ぬなぺ たがおる くってっかじ
のるうぃはん ちゅるむ ちょ

うあはげ
Like Swan Swan Swan
のえ まぼべ なん っけおな
Like Swan Swan Swan
うあはげ
っくむるっくぉ Baby
With You With You With You
ちゅむる ちょ Baby のるうぃへそ Yeah
Like Swan Swan Swan
のわ はむっけ

ねぬなぺ ぴょるちょじん Paradise
と せろうぉじん ささんうろ ちぇうぉが
ちぐみすんがに よんうぉなぎる ぱれ

Swan Swan Swan
Swan Swan Swan Yeah
のるうぃはん ちゅむる ちょ
うあはげ

Like Swan Swan Swan
Yeah Yeah Yeah
Like Swan Swan Swan
うあはげ
っくむるっくぉ Baby
With You With You With You
ちゅむる ちょ Baby のるうぃへそ Yeah
Like Swan Swan Swan
のわ はむっけ