寝坊した話
自分は比較的朝に強いタイプだと思う
目覚ましをかけておけば寝過ごしてしまうことは滅多にない
ただその日は年一くらいでやってしまう目覚ましのかけ忘れをした
予定より遅く起きたことに気づいて飛び起きた
タクシーを飛ばせばまだ間に合うかもしれない
秒で支度を済ませチェックアウトをしタクシーに飛び乗った
「新千歳空港まで何分かかりますか」
「40分だね、何時なの」
「35分後に出ちゃうんですよね」
「あと30分か(苦笑)わかった!」
タクシーの運ちゃんに飛ばしてもらって空港に着いたのはまさに乗る便が出る時間だった
グラウンドスタッフに聞くが時すでに遅し…
振替のためにチェックインカウンターに並んだ
定刻に空港に着いていたことが証明できたので無料で後の便に替えてもらえた
(こんなシステムあるのか)(タクシーの運ちゃんありがとう)
することもなくだらだらと適当に時間を潰して予定より一本あとの便に搭乗する
搭乗ゲートの列で気付いた
エンカウント発生
まどろみの朝は変容した
ちなみに特筆すべきことは何も起きなかった
というか起こしてはいけなかった
干渉しないように、ノイズにならないように
サラリーマンやご年配の団体旅行客に溶け込むのだ
脳内アラートを悟られないよう存在感を消した
乗ってしまえば関係ないとも思ったが
みなさんの座席が斜め後ろだったのもまた想定外だった…(振替対応をしてくださった研修スタッフさんのせいです←)
知らんぷり知らんぷり
遠征していればこういうことは間々あるけれど寝坊が生んだけがの功名だったのでちょっと印象的な出来事となった